みかんハウスの大往生作戦、決行!

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私の実家

黄色い花が青空に映える。明るく天気の良い日に撮られた実家の写真。お天気の良い時に撮ってくれてありがとう、Google Earthさん。うちって、こんなに綺麗だったんだ。そんなこと、思ったことがなかったけど。

父母の終活

これは7年前の日付だ。まだ父も健在で、母も花の手入れができるくらい体力のある頃だ。2人はこの家で、小さな喧嘩をしながらも、充実した日々を協力して送っていたのかな、、私は年に一度くらいしか帰らなかったからわからないけれど。

確か、自分たちの終活についていろいろと話をされたのがこのくらいの時だったかもしれない。

お墓参りの方法や管理のこと、

仏壇のご先祖様のお位牌を先に亡くなった方の棺に入れて持たせてくれ、

自分たちのお金のこと、

すでに物置にある品物はどんどん処分している、などなど。

私に話きったら、結構安心した表情になっていたけれど、逆に私の方は、唐突に発される数多な情報を覚えきれず、慌ててメモをとったことを今でも覚えている。

家、売る?

今、施設に入所している母の生活費のためにもこの家を売る必要がある。一度、業者に見積もってもらったのだが、その後何もせずに今になっている。日々の忙しさから面倒な気分に押されてというのもあるが、実はなかなか決断ができないでいる。

なくなってしまって本当にいいのか、、

大往生作戦

そこで思いついたのが、「この家を大往生させよう」作戦。広辞苑によると大往生とは、「安らかに死ぬこと、少しの苦しみもない死、また立派な死」とあった。安らかで立派に最後を迎えるとは、どういうことを意味するのか。。。

そうか、完全に建物がなくなったとしても、記憶は残そう。この家は、私にとって多感な思春期から社会人になるまで生活した思い出深い場所。感謝を込めて一つ一つ丁寧に処理しながらこの家を終わらせよう。

とはいえ、現実は、厳しい。しばらく掃除も怠ってしまっているし、誰も住んでいないので、家に入るとなんとなく空気はどんより。床を見ると何やら小動物のような足跡が、、Gやネズミ駆除の罠はたくさん仕掛けてはいるのだけど、やはりどこからか侵入しているのかな。

「往生」という言葉には、仏教的にはもう一つ、「この世を去って他の世界に生まれかわること」という意味もあるそうだ。ならば、跡地が何かこの地域の方々にとって良い活かし方があればなあ、、または次の入居する方々が健やかな暮らしができたらなぁ、、なんてことを想像する。

決意表明

ここで大往生作戦のための決意表明。

一、一つ一つ丁寧に処理をする

一、背景にあるstoryを記録して、大切な記憶にする

一、時間をかけることを惜しまず、その時間を楽しむ

一、大胆にテキパキと作業を進める

さぁぁぁぁぁ、やるよ。

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