母のマイナカード
母は、2016年から交付されたマイナカードを持っている。マイナンバーで自分たちの情報が紐付けされることに不安と懸念でいっぱいで、マイナカードを持つべきか、散々両親は話あったが、結論として、すでにナンバーは発行されているので、持つだけ持っておこうということで、2人で手続きして持ち続けていたようだ。そのカードは、2025年更新の時期が来た。
現在の母の状況は、89歳後期高齢者、要介護5、日常生活で現在出歩くことは全くない、車椅子で生活しているがほとんどが寝たきりの状況、私と同居はせずにサービス付き高齢者住宅に住む。
なので、代理で受取するのが必須だ。しかも最近、マイナ保険証への切り替えが世の中では要求されている。持っていないことで不利益になることも出てくるかもしれないと思い、代理受け取りの準備をした。
申請
誕生日の数ヶ月前に更新の案内が市から届いた。郵送での手続きも可能だが、私はインターネットで申請手続きをした。
とにかく、受け取りの予約が必要のようなので、まず予約をする。母の住む市の受け取り場所は、火水木金と土曜日が開館しているので土曜日で予約する。やはり週末は非常に混み合っていて、かなり先の週末になったが、仕方ない。
と、ここまではとてもシンプル。ただ、今後必要な書類というものが何になるのかわからず、ただ次の通知を待つことに。
少なくとも、母の証明写真が必要になるから、そこから始める。証明写真なんて、高齢者は撮る機会もないし、持っていない。写真館や証明写真ブースに連れて行くことも考えたが、ほとんど寝たきりの母をどうやって1人で連れて行けばいいのか、、、絶対無理だ。これは自分で作成するしかないなと。とは言っても、寝たきりの母を座らせて写真撮ること自体、これも意外と大変な作業。以前、珍しく一緒に撮った写真を加工することにした。アプリを調べると、証明写真を作成するアプリは結構あった。ありがたい。一つ選んで、無背景の写真に簡単に加工できた。我ながらいい出来。次の通知が届いたら、これを印刷して使用することした。
準備
いよいよ、案内が届く。代理で受け取りをするための必要書類を確認する。
必要書類
- ① 交付通知書・・ハガキタイプのもので、代理人への委任署名や暗証番号を記入する必要あり
「暗証番号は設定しないで顔認証のみでの認証設定」の手続きもできるようなので、施設の方に相談した。現在、介護証や保険証は原本を施設に預けて対応しているが、今後施設としてはマイナンバーカードは預からないことにしている、とのこと。また顔認証は角度など認証されるのに非常に困難で、誤認証になることが多く、現実的ではないとのこと。これらの話から、これまで通り暗証番号を設定することにした。
- ② 申請者*本人確認書類
(Aが2点、またはAが1点+Bが1点、またはBが2点+顔写真証明)
うちの場合は、マイナカード(A書類)があるので、B書類として写真なしの保険証か介護証で可能。現在両方とも施設に預けているので、万が一病気になった時にすぐに対応できるように保険証は持っていかず、預けている介護証のみを施設から一時的に引き取り、持参することにした。
- ③ 代理人*本人確認書類
(Aが2点、またはAが1点+Bが1点。Aが1つは必須)
*本人確認書類には2種あり、A) 公的機関発行の顔写真ありのもの B)公的機関発行の顔写真なしのものとがある。
- ④ 申請者本人の来庁が困難である証明書類
75歳以上の高齢者は不要のようなのだが、一応、様式を印刷して、施設長に確認署名をいただいた。また同じ証明写真の貼付が必要。
- ⑤ 通知カード(うちは持っていないので不要)
- ⑥ マイナンバーカード
これらの書類準備が意外と大変だった。ただ、私自身は、車の免許とマイナカードを持参しているので、代理人としての本人確認書類提出はシンプルだった。
受取
書類を全て整えて、予約した日時にいよいよ受け取りに向かった。どの市区町も今、こんな感じで混み合っているのだろうなと思った。なので、一度でも書類不備になってしまうと、再び予約とか、再訪問しなければならないことを考えると、万が一のことを考えて、万全に整えて行くことが必要だなと実感した。
受取ブースで、注意事項をいろいろと伝えられた。
・マイナンバーカード情報は5年毎の更新、これは情報のみの確認になる。つまりうちは2030年。
・マイナンバーカードのカード更新は10年毎。この時には今回のようにカード自体を更新するので手続きがいろいろと必要。うちの場合は2035年。
こちらから心配していることとして質問をいくつかした。
1) マイナ保険証への切り替えについて
施設では、マイナカードを預からないと言われていて、現在「資格確認証」を預けているが、いつまで資格確認証は有効なのか
→当面、4~5年は毎年発行される。5年後については国で対応が決まっていないのでわからない、とのこと。また、一度マイナ保険証に切り替えてしまうと、戻すには手続きが必要なので、今はマイナ保険証に切り替えないで確認証のままでいたほうがいいだろう、という助言をいただいた。
2) 住所変更について
現在、住民登録している住所の家を売却することを考えており、近い将来、母の住所を変更する(今の施設の住所にする)ことを考えているが、その手続きはどのようにしたらいいのか
→通常の住所変更と同様に、市役所でできる。ただ、住民票の窓口とまた別の窓口(同じ市役所内)になる。
手続きを終えて
こういう役所がらみの手続きに非常に疎い私にとっては、情報量の多いやり取りだったので、メモをとりまくって対応した。やがて、自分のマイナカードも更新するので、予行練習になった。
とにかく、事前に整えていくことでスムーズに発行してもらうことができた。
ただ、代理人のいない独居の後期高齢者にとっては、マイナカード更新ってすごく大変なことなのではないかと、、、
*2025年11月の情報として


