家の中で編み物をするのは好きだが、たまには旅先でしてみたい。海外のニッターさんたちで、時々、おばさまたちが外で話しながら手元では何かを編み進めている光景を見たことがある。こんな感じで編み物をしてみたいな、、とずっと思っていた。例えば、近所の公園とかカフェとか家でないところで編む。外の空気を感じたり、景色を楽しみながら手先は単純作業に打ち込む。こういうのが、ずっとしたかった。

私の描く憧れのモバ編みイメージ
とはいえ、カフェでいきなり編み物をカバンから取り出す勇気が持てない。公園も同じで、周りの人から「こんな風に編み物をしている私を見て」的に捉えられるのでは、、という変な恐怖があり、できずにいた。出先に待ち時間がありそうな時はいつも持ち歩いていたのに、実現できず。
夢は、いつか長時間じっとしている移動中(電車・バスなど)に編み物したいなあと。人目を気にせずに。
ついに、今回初めて体験できた。
それは高速バス。行きは初めて乗車したので勝手わからず、他のことをしながら実現ならず。帰りのバス停車場、ここには人が全くいないので、何も気にせずに、できるかも。しかも待ち時間は30分はある。チャンスだ。高速道路上の停留所のプレハブの中で、外は雪で吹雪いている中で、私の初モバ編み(モバイル編み物)は実現した。

停留所にあるプレハブにて。外は雪景色、誰もいない快適な空間。寒いけれども最高!!
外の風の音、車の音はかなり激しかったけれど、私にしてみたら退屈な時間を解消できる貴重な時間になった。外で編むことに慣れたせいか、バスに乗り込んでからも行きと違って、調子づいてきて、続きを編み進められ、人目を気にすることなく集中することができた。時々、車窓を眺め、景色を楽しみ、好きなPodcast番組を聴きながら、サクサク進められ、充実した時間だった。きっと、高速バスはモバ編みと相性がいい。

帰りのバス車中で編み続けて、ここまで育った靴下。
移動中の編み物って、これまでずっと人目を気にしていたが、幸い隣に人がいなかったということもあるのだろうが、編んでいるうちに何も気にならなくなった。時折、目で景色を楽しみながら、手元では何かが進んで形になっていく、というこの状況はとてもワクワクした。あとは、同じことをしながら話せる仲間がいたら、もっといいなぁ。次の夢は仲間とモバ編みだな。

