編んだもの回想録 — 冬小物

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編んで心踊る生活

1月に入って大物(ウエア)はまだ完成していない。なかなか手をつけられずにいる。なぜだろう、、、とにかく、作ってすぐ使いたい欲が勝ってしまうのだ。寒い日々、こんなのがあったらいいなぁ、、と思い始めると、すぐに動画やRaverlyの無料パターンを探して欲しいものを見つける、という習慣がついてしまった。気がつくと、一ヶ月くらいでこんなに完成した。なぜ、小物作成にはまっているのか。

この一ヶ月で出来上がった冬小物。独特なデザインばかり。

すぐ出来て、すぐ使える

寒い毎日の中で、欲しいと思うものが無限に頭に浮かぶ。

例えば、自転車に乗っていて、耳が寒い、、と思えば、耳を覆うことができる帽子やバラクラバを使ってみたくなったり。

運転していて車内が暖まるのに時間がかかり、指は覆わない手ぶくろが欲しいなぁとハンドウォーマーを作りたくなったり。

編み物をしていて、編む動きを邪魔しないぴったりフィットするウォーマーが欲しくなったり。

がさばらないネックアイテムが欲しくなったり。

どれも一般的なお店では販売されていない独特なデザインなので、作り甲斐がある。こんなのがほしいなと思っては作り出し、すぐに出来上がる。編みながら、次に欲しいもののことを考える。この繰り返しでこんなにたくさんの小物が出来上がった。

余り糸を使う

小物は少量の糸で出来上がるので、半端な余り糸を使える。余り糸を何袋かのジップロックにためているのだが、これらの色合いをじっと眺めるのが、大好きだ。

ソックスを作り続けたおかげで、さまざまな色合いのソックヤーンの余り糸がある。もう一足の靴下までは作れないくらいの量。どんな風に組み合わせて何を作ろうか、考えるのは本当に楽しい。

中細のソックヤーンは、そのままの太さでアイテムを作るのもよし、2本どりでざっくりとした編み地のアイテムを作るもよし。2本どりは糸を組み合わせると想像もしていなかった色合いが出来上がったりする。ちょっとした実験のような時間を楽しめる。

技を試せる

靴下を編み続けて感じるのは、小さな編み地の中に、たくさんの技が詰まっている。作り目から、踵の作り方、とじ方、模様など、方法は複数あるし。編み始めは、つま先からでも、履き口からでも作れるし。踵から編み出す珍しいデザインもある。それに脱げにくくするための小技もある。小物なのですぐに出来上がる中で、色々な技に挑戦することができる。

今回は靴下以外の小物でも、イギリスゴム編み(Fisherman’s Rib)という編み地に厚みを出せる編み方を取り入れたり、伸縮性にこだわりたくて、帽子を作る時に、ジャーマン ツイステッド キャストオン(German Twisted Cast On)、という指で作る作り目の中でも発展バージョンに挑んでみた。指の動きが掴めず、何度も解いてやり直したおかげで、今では動画を見なくても、指が自然に動くようになった。

技を一つマスターするごとに、ゲームのステージが上がった時のような気分を味わえる。ただ悲しいことに、続けてやっていないと、またすぐに忘れてしまう。修行のようなものでもあるのだけど、やはりチャレンジできることに喜びがある。

たくさん小物ができて、いざ身につけて外へ行こうっと思っているのだが、最近だんだん暖かくなってきてしまった。桜は見たいし春を待ち望んでいるけれど、冬小物の時期はぼちぼち終わるのかな。来年の冬、これらをたくさん使いたい。