旅、決行
当日朝、7:45発のバスのために、自宅を7:20に出発。自転車を止めて、近くのコンビニで飲み物、おやつを買って乗り場へ急ぐ。前日の下見のおかげでスムーズに乗車時間5分前に到着し、バスも時間通りにやってきて無事に乗車。快晴で景色もよく、静かに興奮しながら着席してじっと車窓を見つめる。高速バスは必ず一度休憩が入るようで、10分間のサービスエリア停車時間もトイレだけでなく、快晴の景色を楽しみ、高原の空気を深く吸う。
富士見に到着
目的地に近づくにつれ、オヤオヤ???、曇りがち、、からなんと雪が降ってきた。到着すると、風が強く、吹雪いている。高速バスの停留所はどこもやはり辺鄙なところにあるもので、店などがある賑わいのある駅前までは、徒歩で30分くらいはある。もともとその散策を楽しもうと計画していたのだが、山を舐めていた。吹雪の中、折り畳み傘の威力なんぞなく、やっとのことで中間地点のスーパーマーケットのあるショッピングセンターに到着。少し休憩しようと、スーパーで物色。ここで買い物してランチでも取ろうかしら、、なんて考えていたら、店は急遽閉まっており、スーパーの休憩所でしばらく過ごすことにした。天気予報を見るとこれから1時間だけ雪が止むようだ。なんとか駅近くの図書館・ミュージアムあたりまで行こうと計画。

ずっと吹雪いていて、歩いている人なぞ1人もいない。かなり不安な気持ちで、なんとか駅前に到着した。案内所で、地図とタクシー呼ぶ時の電話番号メモをもらい、計画していた場所である図書館のある建物までたどり着いた。この日は、地元の成人のお祝いセレモニーの会場にもなっていたようで、だんだん人が集まってきた。ここにずっと止まるにもちょっと居心地が悪くなってきたなぁ。予定の帰りのバスの時間は夕方にしていたが、夕方までこの天気ならば帰りの時間を早めようと決めて、バスを変更して昼過ぎに出発することにした。なんとここまで飲まず食わず。ちょうど雪も止んでいるので、外のベンチで、朝コンビニで買ったおやつのフィナンシェを、タクシー待ちながらゆっくり食べた。一番ほっとした時間。

食べた後、また吹雪いてきたので、建物の中に入り、図書館の中で時間をつぶすことにする。もともと図書館という空間が好きで、国内海外共に初めていく場所では、だいたい必ず訪れることにしている。無料でくつろげる絶好の場所だから。ここの図書館もとてもくつろげる日差しの入るいい空間だった。地元の歴史とかおとぎ話とか観光情報とか、さまざまな本が読めるのも楽しいものだ。
あっという間に帰ります
タクシーが来て、高速バス乗り場まで、吹雪く中向かう。車ではたったの6〜7分だった。午前中、吹雪く中、一時間近くかけて歩いたのに、、、こんな時、車って便利よね。バス停留所の待合所で時間を潰しながら30分、バスを待つ。降ったり止んだりを繰り返している中、時折見られる日差しの中の雪景色がとても綺麗で、写真撮ったりしながら楽しんだ。

雪が再び激しく降り出した頃、バスの来る時間になるので待合所を出て、道路を見つめながら待つ。が、バスが来ない。5分、10分経っても来ない。他のバスは通り過ぎるのだが、、、忘れられて通り過ぎてしまったのでは、、、と不安になり、問い合わせの電話をしたが、情報分からず。15分くらいたった頃、戸惑っているところにバスが1台、減速して向かってくるのが見えた。来たー、、、安心した。バスが目の前に停車してくれた。運転手さんが私の名前を言って確認してくれたので、本当にほっとして、乗り込む。焦ったのだが、それは私が早とちりしただけだった。運転手さんは偉いもので、必ず休憩所で乗客の数を数えているし、席も確認していて、私の隣の人が3つ先のバス停から乗り込んでくる予定であるなんていう情報までも教えてくれるほど、よく把握されていた。感謝。
吹雪の中の日帰り旅になったけれど、高速バス旅を初体験できたこと、バスを降りてから15分後には家に着いていたことが、すこぶる嬉しく、久しぶりの旅は充実したものになった。
短時間旅を終えて
学んだのは、山を舐めてはいけないということと、高速バス乗り場の扉は、さりげない所にあるということ。景色のように埋まっていて、それを見つけることに少し興奮した。バス乗車中も、車窓から各停留所の扉を観察するのが楽しくなった。


